The Burton Blog

Burtonが目指すPFASフリーへの道のり

BurtonはB Corp認証企業として、パーパスを掲げるブランドとしてあらゆるスノーボーダー、そしてスノーボードというスポーツのために、常にベストなプロダクトを生み出す努力をしてきました。それと同時に、自然の恵みである雪をもたらしてくれる地球のために、様々な配慮が必要であるという認識を持ち続けてきました。

私たちは、サステナビリティの取り組みの初期段階として、多くの化学物質が及ぼす悪影響について学び、理解することから始めました。そして、気候変動対策のために何かアクションを起こさないといけないことを認識したのです。その後すぐにBurtonはbluesignと提携し、化学物質の使用に関する厳格な基準に準拠したプロダクト開発を行なう意思決定をしたのです。それは、スノーボード業界におけるリーディングカンパニーとしてのプライドであり使命でもありました。

1950年代に発明されたPFASを知っていますか?PFASとは、 ペルフルオロアルキル化合物およびポリフルオロアルキル化合物の総称で 1万種類以上の物質があるとされています。これらは撥水・撥油剤、界面活性剤など幅広い用途で使用され、簡単にプロダクトの撥水性や防汚性を高めることができます。例えば、レインコートから食品包装、化粧品や消火剤に至るまで、あらゆるカテゴリーの製品に使用されてきました。ですが、これらは残留性が強く、日光や熱、微生物といった自然プロセスのなかで分解されることはありません。そのため、PFASは「永遠の化学物質」とも呼ばれているのです。そして、PFASは様々な生命体にとって有害であることは、すでに科学によって証明されてもいるのです。

Burtonは、2014年に人間や動物、地球に悪影響を与えるPFASを含む化学物質の使用を止める決定を下しました。同時に、よりよい代替品がないか調査を始めたのです。そして、2016年までにプロダクトの大半から耐久性撥水加工(DWR)に添加されたPFASを取り除くことに成功。さらに、2022年には、近い将来、すべてのプロダクトや素材にPFASを使用しない製品開発を、という目標を掲げて動き始めました。2023-24シーズンにかけてはプロダクトの82%以上から添加されたPFASを排除し、2024-25シーズンまでにはプロダクトの92%以上においてPFASを排除していきます。最終的には、そのパーセンテージが2026年までに100%に達するような計画を立てています。

Burtonは、プロダクトのパフォーマンス性能はもちろんのこと、サステナビリティの観点をもとに、あらゆる生命や地球の幸福を念頭に置いた革新的なプロダクト開発を行ない続けることを約束します。そして、これからも常に地球環境や気候変動に関する学びの姿勢を忘れることはありません。

bluesign®︎についてさらに詳しく知りたい方はBurtonがbluesign®︎にこだわる理由!の記事をご覧ください。


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