【Anon公式】スキー&スノーボードヘルメットの選び方
初めて雪山に行く人も経験豊富なスキーヤー、スノーボーダーも自分に合ったヘルメットを見つけることはとても大切です。もちろん、カラーやシルエットなどの好みは重要ですが、今回はヘルメットのサイズやフィット感、構造などから選ぶヘルメットガイドを作成しました。ぜひ、あなたにピッタリのヘルメットを見つけてみてください!
Anonヘルメットフィットガイド
ヘルメットサイズの選び方
スキーやスノーボードのヘルメットを選ぶ際に最も重要なポイントの1つはサイズです。最大限の安全と快適さを保つために完璧なフィットは不可欠です。
サイズの測り方: 頭のサイズを測るには、布製のメジャーを使い、頭の地肌に近づけて一周させます。だいたい、こめかみのあたりと耳の上、眉毛の約3cm上の位置を測ります。ここが頭のサイズが一番大きく測れる場所なので、ここにフィットさせましょう。ヘルメットのサイズは通常cmで測定されます。測定した数値をメモしておきましょう。これであなたのヘルメットのサイズが決まります。
ヘルメットのフィット感の確認:
- 小さすぎ: ヘルメットがとてもきつく感じたり、頭に入りきらない場合は、サイズが小さすぎる可能性があります。
- 大きすぎ: ゆるく感じたり、左右前後にずれやすいヘルメットは、サイズが大きすぎます。
- ちょうど良い: 適切にフィットするヘルメットは、頭全体にピッタリで、快適に感じられます。
ヘルメットサイズチャート
スタンダードフィットとラウンドフィットの違い
Anonのヘルメットにはスタンダードフィットとラウンドフィットの2種類があります。スタンダードフィットのヘルメットは、楕円形の頭の形に対応しています。スタンダードヘルメットが適切にフィットしている場合、頭全体が快適であり、ヘルメットの側面や前後に圧迫感がないでしょう。
スタンダードヘルメットを試してみて、側面に違和感や圧迫感がある場合は、ラウンドフィットのヘルメットを試してみてください。ラウンドフィットのヘルメットは前後が狭く、側面が広く作られているため、圧迫感を軽減させます。またヘルメットの幅を広げることにより、最適なフィット感を生み出します。ラウンドフィットのヘルメットは側面や頭頂部に余裕があり、丸い頭の形の人々に、より快適なフィット感を与えることができます。最終的に、スタンダードフィットとラウンドフィットのどちらを選ぶかは頭の形によります。スタンダードヘルメットで頭の側面に窮屈さを感じる場合は、ラウンドフィットのヘルメットを試してみてください。
AnonのWaveCelラインナップでは、Merak、Logan、Windhamがスタンダードフィット、Osloがラウンドフィットになります。
ヘルメットの構造
ヘルメットを選ぶ際、ヘルメットの構造についても知っておいた方が良いでしょう。
エンデュラヘルメット
エンデュラシェル、もしくは一般的にハードシェル構造と呼ばれるものは、耐久性があり、凹みに強いインジェクション形成されたABS外装を特徴としています。この構造のヘルメットは通常、インモールド構造のものよりもやや重く感じられますが、Windham WaveCel Helmetのようにすっきりと洗練したスタイルになります。
インモールドヘルメット
インモールドヘルメットはシンプルな構造で、ポリカーボネート素材から作られたアウターシェルを特徴としています。通常、インモールドヘルメットは軽量で、シンプルなデザインです。Logan WaveCel HelmetやOslo WaveCel Helmetをチェックしてみてください。
ハイブリッドヘルメット
ハイブリッドヘルメットは、エンデュラとインモールドの利点を半分ずつ組み合わせた構造です。上部には耐久性のあるエンデュラシェル、下部には軽量なインモールドシェルを採用しています。ハイブリット構造のヘルメットを探している場合は、Merak WaveCel Helmetをチェックしてみてください。
ヘルメットのテクノロジーと認証
Anonのスキーおよびスノーボードヘルメットの一部には、WaveCelというテクノロジーが搭載されています。認証については、すべてのAnonのヘルメットがASTM2040、CE 1077Bの2つの認証に準拠しています。
テクノロジー
- WaveCel®テクノロジー - WaveCelは数百に及ぶ衝撃吸収材の集合体のようなもので、頭とアウターシェルの間に配置されています。WaveCel®はその働きを通じて衝撃エネルギーを分散し、車のクランプルゾーンのように衝撃を吸収し、さらにセルが微妙に動くことで、斜角衝撃を分散させます。WaveCel®について詳しく知りたい場合は、Anon WaveCelヘルメットラインナップをご覧ください。
ヘルメットの認証
すべてのAnonヘルメットは、ASTM2040とCE 1077Bの2つの認証を取得しています。以下のセクションでは、それぞれの認証について説明します。
ASTM 2040 - これは、アメリカ試験材料協会がレジャー向けのスキーおよびスノーボード用ヘルメットに使用する標準化されたテスト及び認証です。各ヘルメットは、この認証を取得するために、一連の衝撃テストに合格し、様々なシミュレーション速度や落下試験でテストされます。
CE 1077B -これは、レジャー用スキーおよびスノーボードヘルメット向けに欧州標準化委員会によって規定される認証です。この認証では、ヘルメットのストラップ、デザイン、イヤーパッドなど、ヘルメットの構造全般を検討します。ASTM認証と同様に、各ヘルメットモデルは衝撃、速度、温度に関する一連のテストに合格する必要があります。
テクノロジーや認証により、ヘルメットがより高いレベルのプロテクションを備えることができますが、絶対的なものではありません。常に自分の実力の範囲内で滑走し、山での活動中は常に周囲に注意を払いましょう。
ヘルメットのフィットシステム
スキーおよびスノーボードヘルメットには、フィット感を向上させる調整機能や使いやすいヘルメットストラップがあります。
フィットシステム
- BOA® 360 フィットシステム- BOA® 360 フィットシステムは、微調整可能な正確なフィット感をもたらします。これはヘルメットシェルのすぐ下にあるフィットダイヤルで、装着者の頭全体を囲むように微調整することで、完璧なフィット感を実現します。シェル内BOAフィットシステムを搭載した様々なAnonヘルメットを選ぶことができます。
- 自動調節フィット-自動調節フィットシステムは伸縮性のある調節を特徴としており、着用者の頭に合わせて自動でフィットし、しっかりとした装着感を提供します。エントリーレベルのヘルメットお探しなら、Anon Raider Helmetをチェックしてみてください。
ヘルメットストラップ+バックル
Fidlock®バックル – Fidlockバックルストラップにはマグネットが内蔵されており、片手でヘルメットを着脱できるため、山でヘルメットを外したり、着用する際に、手袋を外したり両手を使ったりする煩わしさを軽減します。すべてのWaveCel ヘルメットには、片手で簡単に調整できるFidlockバックルが搭載されています。
ベンチレーション、イヤーパッド、ライナー
スキーおよびスノーボードのヘルメットにおけるベンチレーション、イヤーパッド、ライナーに関しては、快適さが重要な要素です。アクティブにスキーやスノーボードをしているときに、あなたは暑くなりやすいですか、それとも寒くなりやすいですか?異なるベンチレーションの特徴は、通気性をサポートし、一日中快適に過ごせるようにします。
ベンチレーション
ヘルメットを検討する際には、開閉可能な通気孔であるアクティブベンチレーションと開閉不可能な通気孔であるパッシブベンチレーションから選ぶことができます。パッシブベンチレーションチャネルは、前から新鮮な空気を取り入れ、後ろから湿気を排出するのに役立ちます。アクティブベンチレーションは、通気孔を開いて新鮮な空気を取り入れ、閉じることで温かさを保ちます。アクティブベンチレーションを搭載したヘルメットをお探しなら、Merak WaveCel Helmetをチェックしてみてください。
イヤーパッド+ライナー
すべてのAnonのヘルメットにはイヤーパッドとヘルメットライナーが装備されており、どちらも耳と頭回りの温かさを保つように設計されています。イヤーパッドはオーディオ対応で必要に応じて取り外すこともできます。最適なフィット感を確保するためには、ヘルメットをそのままの状態で使用することをお勧めします。
ヘルメットとゴーグルの組み合わせ
フィット感、サイズ、スタイルの好みが決まったら、新しいヘルメットとゴーグルの組み合わせを考えましょう。簡単に選べるように、以下にいくつかの組み合わせをリストしました。
ラージサイズのスキー&スノーボードヘルメットとゴーグルの組み合わせ:
ラージサイズのヘルメットを着用する場合は、Merak WaveCel HelmetとM4 Low Bridge Fit Toric GogglesまたはM4 Low Bridge Fit Cylindrical Gogglesを合わせてチェックしてみてください。
ミディアムサイズのスキー&スノーボードヘルメットとゴーグルの組み合わせ:
ミディアムサイズのヘルメットを着用する場合は、Logan WaveCel HelmetまたはOslo WaveCel Helmetと、M4S Low Bridge Fit GogglesまたはM5 Low Bridge Fit Gogglesを合わせてチェックしてみてください。
スモールサイズのスキー&スノーボードヘルメットとゴーグルの組み合わせ:
スモールサイズのヘルメットを着用する場合は、お好きなWaveCelヘルメットモデルを、サイズに合わせたゴーグル(例:M5S Low Bridge Fit Goggles)と組み合わせることができます。
Anonのヘルメットに関する質問、頭の測り方、ヘルメットの詳細についてはこちらからお問い合わせください。