The Burton Blog

Burton博物館、つま先までこだわる伝説のソックス

by Tyler Macleod

スノーボード用のソックスがまだ存在すら知られていなかった時代。多くのスノーボーダーたちは我慢していました。しかし1997年、Burtonがそれを変えました。以来、私たちの足は常に快適にライディングを楽しめるようになったのです。

スノーボード用ソックスはギアを揃えるときに、真っ先に思い浮かぶアイテムではないかもしれません。しかし、実際に雪山で長く快適に1日を楽しみたいなら重要なアイテムの1つです。量販店のシンプルなソックスは安価で手に入りますが、性能もスタイルも十分ではありません。そんなソックスでは、あなたのつま先は瞬く間に冷えて早々にロッジに逃げ出したくなるでしょう。

実際、朝から湿ったソックスを履いていては、ライディングのモチベーションは上がりません。だからこそ私たちは、ただ高機能なスノーボードソックスを開発するだけでなく、さらに一歩踏み込んで、足を暖かく快適に保ちながら、履いた瞬間に気分も上がるソックスを作ってきました。

今回は、これまでに登場したソックスの中で特に印象的なデザインをいくつかご紹介します。パフォーマンスはもちろん、ブーツを脱いでもオシャレな伝説のソックスたちです。

Forward Lean Socks — 1997

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私たちのソックスへの情熱はここから始まりました。1997年以前はスノーボード専用のソックスという概念すら存在しなかったのです。足首でソックスがたるみ、つま先が冷えることにうんざりした私たちは、新たなソックスの開発を決めました。そして誕生したのがForward Lean Socksです。ブーツにも、バインディングにもフォワードリーンがあるなら、ソックスにも必要なのではないか?という考えからスタートしたこのソックスは、まさに革命でした。そしてせっかく新しい高性能なソックスを作るなら、他のカルチャーからもヒントをもらおうと、クラシックな野球用ソックスのスタイルを取り入れました。結果は大成功。まさに “ホームラン” でした。

振り返ってみれば、このソックス以来、スノーボードソックスの常識は変わったのです。冷たい足よ、さようなら。

Emblem Sock: Slammers — 2009

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私たちは常に “オリジナル” にリスペクトを持ってきました。スノーボードでも、ファッションでも、他のあらゆる分野に対しても。そして私たちは、常にちょっとだけふざけることも忘れません(これから先を読めばわかるはずです)。2009年のSlammersは、紐いらずのコンバース風のソックスでした。クラシックなスニーカーとバスケットボールのレトロな雰囲気を融合させたデザインです。ちなみに、創業者のジェイクがボストン・セルティックスの大ファンだったのも、このスタイルの後押しになったかもしれません。

駐車場でも、リビングでも、ロッジでも。この中厚手のソックスは、つま先を冷えから守るだけでなく、スノーボードがいかに革新的で、楽しくて、自由で、リアルなカルチャーであるかを再確認させてくれました。

Party Sock: Ski-Zee — 2012

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スキーブーツを履いた自分の足を見たことはありますか?たぶん(というか願わくば)ないですよね。あのゴツくて硬くて締め付けがキツいプラスチックの怪物(スキーヤーのみなさんには申し訳ありませんが、これは否定できない事実です)に、痛みをこらえて足を入れた経験のある人ならわかるはずです。そんなあなたに贈る、ちょっとした癒し。それがSki-Zeeソックスです。

スネの痛みなし、面倒なバックルなし、もちろんカチャカチャ音もなし。ブーツの中に隠れたアイテムで、スノーボードブーツの快適さを思い出させてくれると同時に、スキー仲間へのちょっとしたジョークでもありました。

スノーボーダーお断りのスキー場(アルタ、ディアバレー、マッドリバーグレンなど)ではリフトに乗れないかもしれませんが、ジャグジーに入るための着替えの際には、褒められるかもしれません。

Party Sock: Wizard — 2013

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ホグワーツに入学できた者はいませんが、それでも魔法使いになる方法はありました。たいていの場合、それはガムテープとお気に入りのビールケースから始まります。

2013年のWizard Party Socksは、夜な夜な繰り広げられた自作ウィザードスタッフ(=飲み会の杖)にインスパイアされた一足です。有名ビールのデザインをオマージュしたこのソックスは、魔法のように長く続くスノーボードという永遠のパーティーを表現しています。

Party Socks: 40s & Blunts — 2016

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ゲレンデでの素晴らしい1日のあと、冷えたビールを楽しむのが私たちのカルチャーです。そんなパーティー精神を受け継いで、2016年にはさらに攻めたデザインの40s & Bluntsが誕生しました。

警察の目からブーツの中で安全に隠されたこのソックスは、春の駐車場、リフトでの遊び、ライディング後の乾杯をモチーフにしたデザインです。足を暖かく保ちつつ、お気に入りビール40杯を楽しむ準備もバッチリでした。

スノーボードの楽しさって、滑るだけじゃないんです。

Mine77 Split-Toe Socks — 2019

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まず最初に、ペイズリー柄だけでもこのリストに載せる価値があります。でも正直、一番気になるのはつま先が分かれたあの変わった形でしょう?その説明は、ジェイク本人に語ってもらいましょう。(実際のところ、彼もはじめはその機能を疑っていました)

「最初にMサイズの試作品が届いたんだけど、私は普段Lサイズを履いてるし、足袋みたいなつま先が分かれた形はどうなんだろう?と思っていたんだ。でも初めて履いたその日から、他のソックスではスノーボードをしていないね。薄くて、暖かくて、ソールのグリップ力も良い。つま先を開けるから、サーフブーツみたいにボードフィーリングが上がるんだ」

ジェイクにとってベストであるなら、私たちにとっても間違いありません。

スノーボード用ソックスのことをどのくらい意識してますか?きっと、あなたが思うよりも重要な存在です。

洗濯の頻度はさておき、清潔で機能的なソックスは毎日のライディングに欠かせません。コットンの普通の靴下で滑ってみれば、すぐにその違いがわかるでしょう。

だからこそ、私たちはこのアイテムに情熱を注いでいます。朝の準備のときも、一日滑り終えてブーツを脱ぐときも、あなたはこう思うはずです。「ああ、いいソックスって大事なんだな」って。

さて、次はどのデザインを復刻させましょう?それとも、新しい一足を魔法のように生み出しましょうか?