フィッティングもこれで完璧!スノーボードジャケット&パンツフィットガイド
山で快適な一日を過ごすために必要なのは完璧にフィットするアウターウェアです。ただオンラインでの購入やウィンタースポーツ初心者の場合、普段の洋服と異なるスノーボードジャケットやパンツが自分にフィットするかどうか選ぶのは、難しいものです。そこで、Burtonのソフトグッズチームが集まり、「Burtonのスノーボードジャケット&パンツフィッティングガイド」を作成しました!これを読めば、スタイリッシュで暖かく、常に快適な状態をキープする完璧なアウターウェアに出会えるでしょう!
アウターウェアのフィットガイド
スノーボードジャケットとパンツは通常、「スリムフィット」「レギュラーフィット」「リラックスフィット」の3つの内、いずれかに分類されます。まずは、これらの違いを理解しましょう!
ガイドからのアドバイス: フィットカテゴリの基準はメーカーごとに異なるため、同じ分類のウェアでも、必ずしも同じ着心地になるとは限りません。フィットカテゴリは、あくまでアイテムの着用感に関する大まかな目安として考えるとよいでしょう。
スリムフィット
スリムフィットのアウターウェアは、身体のシルエットに沿ったタイトで洗練されたフィット感です。Burtonのスリムフィットは、身体にフィットするデザインですが動きやすさをキープしつつ、ベースレイヤーやミッドレイヤーを重ね着できるだけのスペースが確保されています。
一般的に、スリムフィットのジャケットの丈は、通常は腰の位置かやや下あたりになります。袖丈は手首が隠れるくらいの位置に来ることが多いですが、ジャケットのサイズに合わせて十分な長さがあり、レイヤリングはグローブ、ミトンを考慮した設計になっています。スリムフィットのスキー・スノーボードパンツは、太もも部分が比較的細身で、丈はかかとにかかる長さが一般的です。
スタイリッシュな見た目と高いパフォーマンスを重視するライダーには、Burtonのスリムフィットのウィメンズおよびメンズアウターウェアがオススメです。
レギュラーフィット
レギュラーフィットのアウターウェアは、細身すぎず、かといってダボつきもしない程よいフィットが特徴です。動きやすさをキープし、どのようなコンディションにも対応できる充分なレイヤリングの余裕があります。
一般的に、レギュラーフィットのジャケットの丈はスタイルによって異なりますが、腕を頭の上に上げたときに腰の位置にくることが多いです。ジャケットの袖丈は腕を曲げたときに手首より少し長くなることが多いですが、サイズに応じて適切な長さが確保されており、レイヤリングやグローブ、ミトンを考慮した余裕があります。また、太ももや膝まわりにゆとりがあり、ブーツに被せられるよう膝下部分のスペースも確保されています。丈はかかとにかかる長さが一般的です。
細すぎず、ゆるすぎない一般的なシルエットやスタイルを好むスノーボーダーには、Burtonのレギュラーフィットのウィメンズおよびメンズアウターウェアがオススメです。
リラックスフィット
リラックスフィットのアウターウェアは、ゆとりのあるフィット感と動きやすさ、ルーズなシルエットが特徴でスタイルと動きやすさを重視するパークライダーに好まれることが多いです。
一般的にリラックスフィットジャケットの丈は、太ももの真ん中あたりまで長さがあり、腕を頭の上にあげたときには腰より下に位置します。袖丈はやや長めで、腕を曲げたときに手の大部分が隠れるようにデザインされていますが、サイズに合わせた適切な長さが確保されており、レイヤリングやグローブ、ミトンにも対応できる十分な余裕があります。リラックスフィットのパンツは、太ももや膝周りにゆとりがあり、丈はかかとにかかる長さが一般的です。
ストリートライクでゆるめのフィット感を好みつつも、パフォーマンスを重視するライダーには、Burtonのリラックスフィットのウィメンズおよびメンズアウターウェアがオススメです。
Burtonのソフトグッズデザイン・開発チームは、フィット感の美観と機能性の両方にこだわりを持っているため、フィット感は年々進化してきました。そして、スリムフィット、レギュラーフィット、リラックスフィットに加えて、一部のジャケットやパンツではオーバーサイズフィットも展開しています。
オーバーサイズフィット
オーバーサイズフィットのアウターウェアは、リラックスフィットよりもさらにゆったりとしており、特に腰回りが大きくデザインされています。
一般的に、オーバーサイズフィットのジャケットの丈は、通常は太ももの真ん中あたりまであり、腕を頭の上に上げたときは腰より下に位置します。袖丈も長めで、腕を曲げたときには手の大部分が隠れるようにデザインされていますが、ジャケットの袖丈はサイズに応じて適切な長さが確保されており、レイヤリングやグローブ、ミトンにも対応できる十分な余裕があります。オーバーサイズフィットのパンツは股下が長めで、太ももや膝周りにゆとりのある設計で、丈はかかとより少し長めになっています。
個性的なスタイルを求めるライダーには、Burtonのオーバーサイズフィットのウィメンズおよびメンズアウターウェアがおすすめです。
ジャケットの長さとフィット感
一般的に、スノーボードジャケットには「ショート」「スタンダード」「ロング」の3つの丈があります。スノージャケットを選ぶ際は、フィット感と丈の両方に注意しましょう。
プロのアドバイス: Burtonソフトグッズチームは、新しくジャケットを選ぶ際には、1つのライディングスタイルにフォーカスして選ぶことをオススメしています。「何にでも使えるジャケット」を探そうとするのは避けたほうがより満足のいくスノージャケットが見つけられるでしょう。
ショート
ショート丈のスノーボードジャケットは、ボリュームや重量が重要な要素となるテクニカルアウターウェアライン(Burtonの[ak]コレクションなど)で採用されています。また、ジャケットの丈はウエストに位置します。
スタンダード
スタンダード丈のスノーボードジャケットは、多くのライダーとスタイルに最適で、長すぎずちょうど良い丈感です。特に記載がない限り、多くのレギュラーフィットのジャケットはスタンダード丈に分類されることが多いです。また、ジャケットの丈はお尻くらいに位置します。
ロング
ロング丈のスキー・スノーボードジャケットは、最も広い範囲をカバーし、雪がパンツに入りにくくするのに最適です。ジャケットの丈は太ももの真ん中あたりに位置します。
パンツの丈とフィット感
一般的に、パンツの丈には「ショート」「レギュラー」「トール」の3種類があります。パンツを選ぶ際は、フィット感と丈の両方に注意しましょう。
プロのアドバイス: Burtonソフトグッズチームは、お気に入りのジーンズと似たサイズのフィット感のパンツから始めることをオススメしています。例えば、普段ショート丈のジーンズを選ぶ場合はショート丈のパンツから、トール丈のジーンズが似合う場合はトール丈のパンツから試してみてください。
ショート
ショート丈のスノーパンツは、ボリュームや重量が重要な要素となるテクニカルアウターライン(Burtonの[ak]コレクションなど)によく見られます。しかし、多くのメーカー(Burtonを含む)は、さまざまなスタイルの好みや体形に対応するため、フィット感に関係なく特定のデザインでショート丈のスノーパンツを展開しています。パンツの丈は、かかとの上あたりにきます。
レギュラー
レギュラー丈のスノーパンツは、多くのライダーとスタイルに最適で、長すぎずちょうど良い丈感です。標準的な股下の長さで、ブーツの上にかかる程度の長さがあり、歩く際に地面に引きずらないようになっています。特に記載がない限り、多くのレギュラーフィットのスノーパンツはレギュラー丈に分類されることが多いです。パンツの丈は、ちょうどかかとあたりにきます。
まとめ
ほとんどのスノーボードアイテムと同様に、アウターウェアのフィット感を選ぶ際には、個人の好みが大きく影響します。パンツは長めが好きですか?それでOKです。ジャケットはぴったりフィットさせたいですか?それも問題ありません。
Burtonでは、見た目がよく、着心地がよく、そして機能性が優れたスノーボードアウターウェアをつくることを使命としています。最終的には、欲しいものを選ぶのはあなた自身です。ぜひこのガイドを参考に自分にピッタリのアウターウェアを見つけてみてください。
プロのアドバイス: どのフィット感や丈が自分に合っているかまだ迷っている場合は、お近くのBurtonストアに立ち寄って、いくつかジャケットやパンツを試着してみましょう。フレンドリーなスタッフたちが喜んでお手伝いします。
※: Burtonではアウターウェア(ジャケットやスノーパンツ)を「ソフトグッズ」、スノーボードギア(スノーボード、ブーツ、ビンディング)を「ハードグッズ」と呼ぶことがあります。